なぜくすりは食後にのむのですか?【食後くすりをのむ3つの理由】

病院を受診した場合、くすりの処方をうけるかとおもいます。

くすりを受け取ったときに、くすりの飲み方もかかれています。
くすりの飲むタイミングが食後など書かれています。

なんで、食事のあとにのまなければいけないのか、考えたことありますか?

今回は「なぜくすりは食後にのむのか」について、3つの理由を説明していきたいとおもいます。

まとめ

食後にくすりをのむ理由は以下の3つです。

①食事によってくすりの吸収されやすさが変わるから
②胃の負担をかるくするため
③くすりをのむことを習慣化して飲み忘れをふせぐため

①食事によってくすりの吸収のされやすさが変わるから

くすりをのむと、消化管で吸収されて、血液中に吸収されます。
そして血流にのって、目的とする臓器などに作用して効果が発揮されます。

くすりには表面をコーティングされて、消化管からの吸収をうまく調整されています。
食事によって、くすりが「吸収される量」や「はやさ」が変わることがあります。
くすりの種類によっては、効果が増減するもの、食事そのものをターゲットとするくすりなどがあります。

食後のタイミングでのむくすりが多いですが、
じつはくすりの種類によって飲むタイミングはちがいます。

食前
胃の中がからっぽの状態です。
胃があれにくい「漢方薬」、糖尿病の治療薬の「血糖をさげるくすり」、「胃の調子を整えるくすり」、食後の吐き気を予防するための「吐き気止め」などが効果的です。

食直前
食事のすぐ前のことです。
糖尿病の治療薬の「食後の血糖上昇をおさえるくすり」などがあります。

食直後
胃の中にたべものが一番多くある状態です。
「胃があれやすいくすり」などが適切です。

食後
胃の中にまだたべものがある状態です。
くすりはゆっくりと吸収されます。
多くのくすりは、食後と指示されます。

食間
食事と食事の間です。
食事してからおよそ2時間後くらいが目安です。
胃があれにくい「漢方薬」、胃粘膜を保護する「胃潰瘍のくすり」などがあります。

②胃の負担をかるくするため

くすりによっては飲みにくいものもあります。
とくに一部の痛み止めは、胃があれやすく、胃がムカムカした感じがします。

食後であれば胃の中に食事がのこっている状態であり、
すこしでも、くすりによる胃がムカムカする感じがおさえられるようになります。

③くすりを飲むことを習慣化して飲み忘れをふせぐため

くすりをもらっても飲み忘れることってありますよね。
なにごともそうですが、ふだんおこなっていないことを習慣にすることは、意外と大変です。

新しいことを習慣化する工夫ですが、
なにか新しいことを習慣化する上で

「すでにある習慣にヒモづけして習慣に取り込むこと」

がオススメです。

たとえば、
毎日おこなっている「歯みがき」「食事」「おふろ」などの
すでにある習慣のあとに新たな習慣をくわえることを
自分の中でルールにします。

すると、今までの習慣のながれで新しい習慣となることを行うことができます。

比較的抵抗なく、新しいことを習慣化することができます。
是非とも、じっせんしてみてください。

食事にヒモづけして、くすりの飲みかたが書かれていることは、

ふだん、くすりをのんでいない人が、くすりを飲むことを習慣化するために「食事」というすでにある習慣を利用しているともいえます。

くすりは服用時間をまもって、飲み忘れないようにしましょう。

まとめ

食後にくすりをのむ理由は…

①「食事によってくすりの吸収されやすさが変わるから」です。
「食後のタイミング」でのむくすりが多いですが、
じつは、くすりの種類によって「飲むタイミング」はちがいます。

②食事のあとにくすりをのむことで「胃の負担をかるくすること」ができます。

③すでにある「食事」という習慣に、くすりをのむという習慣をヒモづけすることによって、くすりを習慣化することができ「くすりの飲み忘れをふせぐ」ことにつながります。

性病かもしれないです!?産婦人科ではどのような検査をしますか?

性交渉をしてから…

・陰部がかゆくなってきた
・陰部にできものが出てきた
・おりものがいつもと違っている

などの症状がある場合、

パートナーがじつは性病があることがわかった場合…

性病がうたがわしいときに産婦人科を受診するか迷うかとおもいます。

無症状の場合でも性感染症にかかっている可能性はあります。
すこしでも心当たりがあれば、産婦人科を受診したほうがいいです。

とはいっても、1回も産婦人科を受診したことのないひとにとっては、産婦人科受診はハードルが高いかとおもいます。

すこしでも産婦人科受診のハードルがさがるように、
今回は産婦人科受診で実際にどのような検査がおこなわれるのか
について説明していきます。

まとめ

・性感染症の検査には「視診」「おりもの検査」「血液検査」「口腔咽頭検査」「子宮頸がん検診」などがあります。

・性感染症の原因は「細菌」「ウイルス」「真菌」「原虫」などさまざまあります。

・すこしでも性感染症の可能性があれば産婦人科を受診しましょう。

性感染症の検査

性感染症の検査には「視診」「おりもの検査」「血液検査」「口腔咽頭検査」「子宮頸がん検診」などがあります。

性行為によって感染するものを「性感染」といいます。
そして感染してなにかしらの症状をきたすものを「性感染症」といいます。

性行為にともなって「直接的な接触」や「粘液」「血液」などを介してヒトからヒトへ感染します。性感染症にはいくつか種類があります。

感染症の検査の主なものは以下のようにあります。
実際には、うたがう感染の種類によって使い分けることが多いです。

視診

陰部などに病変がないかみて確認します。

性器ヘルペスの場合、「発赤」「みずぶくれ」「潰瘍」などをみとめます。
コンジローマの場合、「カリフラワー」や「鶏のとさか」みたいなかたちをした「イボ」をみとめます。
カンジダの場合、「発赤」「白いおりもの」が増えていて陰部にも出てきていることがあります。

おりもの検査

クスコという器械を腟内に入れて「おりもの」を採取します。
その際に、子宮の入り口や腟内を観察して病変がないか、おりものの量や性状はどのようなのかの確認もおこないます。

そして、「おりもの」を拭って採取して検査します。
検査方法には「その場で顕微鏡でのぞく検査」「培養にかける検査」「PCR検査」があります。

「顕微鏡でのぞく検査」では、「カンジダ」や「トリコモナス」などをみとめるかどうかわかります。その場でおこなうので、すぐにわかります。

「培養にかける検査」では、腟内の細菌を増やして、「何の菌がいるか」「効果のある抗生剤は何なのか」がわかります。
「PCR検査」では、「クラミジア」「淋菌」をみとめるかどうかわかります。
ただし、いずれの検査も時間がかかるので、その場ではわからないことが多いです。

血液検査

血液を採取して検査をします。

血液中に「ウイルスの抗原」や「ウイルスに対する抗体」がないか確認します。

おもに、「B型肝炎」「C型肝炎」「HIV」「梅毒」などをしらべます。
これらはおもに血液を介して感染することが多いです。
性行為以外にも、「輸血」「いれずみ」手術などの「医療行為」「鍼治療」などでも感染をきたすことがあります。

口腔咽頭の検査

口の中をみて、のどの部分から粘液をぬぐって採取して検査をします。
おもに「クラミジア」「淋菌」などの検査をおこないます。

近年の性行為の趣向の変化にともない、Oral sex(口をつかった性行為)もおこなわれるようになってきています。
その流れで、性器から口腔内に感染しているケースもあります。

軽いのどの痛みなど軽症のことがおおく、症状に気づかないことが多いです。
すこしでもうたがった場合は、口の中ののどの部分の検査もおこないます。

口の中ののどの部分から粘液をぬぐって採取して検査をします。
ぬぐったものをPCR検査にかけて「クラミジア」「淋菌」などの検査をおこないます。

子宮頸がん検診

子宮頸がんは、じつは「HPV」というウイルス感染によっておこる「がん」です。
おもに性交渉によって感染することがおおいです。
20歳以上のすべての女性が子宮頸がん検診が対象となります。

子宮頸がんは、子宮頸がん検診を定期的に受けると予防することが可能です。
おそらく、産婦人科医は一緒に子宮頸がん検診をすすめてくるはずです。

もし、定期的な子宮頸がん検診をうけていない場合には、子宮頸癌がん検診をうけるようにしましょう。

↓↓関連リンク↓↓
「なぜ、産婦人科医師はやたらと子宮頸がん検診をすすめてくるのか?」

なお、HPVにはいくつかタイプがあって、「尖圭コンジローマ」の原因にもなります。
のどの部分へのHPV感染にともなって「喉頭がん」「咽頭がん」が引き起こされる可能性もあります。
子宮頸がんの予防接種である「HPVワクチン」によって、男性もふくめそれらを予防することが可能です。

まとめ

・性感染症の検査には「視診」「おりもの検査」「血液検査」「口腔咽頭検査」「子宮頸がん検診」などがあります。

・性感染症には、「細菌」「ウイルス」「真菌」「原虫」などさまざまあります。

・すこしでも性感染症の可能性があれば産婦人科を受診しましょう。

妊娠中ってスマホを我慢しなきゃいけないですか?【妊娠と電磁波】

われわれの身の回りには、スマホや家電など「電磁波」を発生するものがたくさんあります。
電磁波をあびると、おなかの赤ちゃんや自分自身の健康によくないと心配される方もいるかとおもいます。

JEICという電磁界情報センターというところが作っている資料
「プレママのための知って安心、電磁波のこと 」
というものがあり、電磁波についてくわしく説明されています。

今回その資料をベースに、電磁波の影響について説明していきたいとおもいます。

まとめ

・電磁波とは、電気のエネルギーが波として伝わることをいいます。 

・電磁波には「低周波」「中間周波」「高周波」の3つに分けられます。

・電磁波による赤ちゃんへの心配な影響はありません。

電磁波とは

電磁波とは、電気のエネルギーが波として遠くに伝わることをいいます。

電気を使えば電磁波は発生します。
ふだん電気をつかって生活をしているわれわれは電磁波のなかで生活していることになります。

電磁波の種類

電磁波は周波数の違いによって「低周波」「中間周波」「高周波」の3つに分けられます。

低周波の短期的影響は、きわめて強い低周波をあびると神経が刺激されることがあります。
高周波の短期的影響は、きわめて強い高周波をあびると体温が上昇することがあります。

電磁波には、ICNIRPという組織のガイドラインで推奨値がもうけられています。
普段の生活環境の電磁波では推奨値それ以下です。
なので、日常生活の中であびている電磁波では時間や回数に関係なく、からだへの心配な影響はありません。

電磁波の赤ちゃんへの影響

妊娠中のかたが日常生活の環境のなかで電磁波をあびても、「自然流産」「胎児形態異常」「低出生体重児」「先天疾患」などのリスクは増加しないことがしめされています。

つまり、妊娠中の電磁波をあびた場合の赤ちゃんへの影響について科学的証拠は否定的で因果関係はないことがしめされています。

次からは、電磁波の影響について「低周波」「中間周波」「高周波」の3つを順に説明していきます。

電磁波のうち「低周波」の影響

低周波には、送電線や家電製品からの電磁波があります。

散歩をしているときに、送電線があったとき、そこからの電磁波がおなかの赤ちゃんに影響をあたえないか心配になる人もいるかとおもいます。

結論をいうと、送電線や家電製品からの低周波によって、おなかの赤ちゃんに心配な影響をあたえることはないです。

補足をすると、疫学調査では低レベルの磁界をあびると「小児白血病」が増えるパターンが示されたようです。
ただし、もし仮に低周波による因果関係があった場合、その増えるパターンは「国内に約490人発症している患者が約3.9人増える程度」とのことです。
生物物理学的メカニズム・動物実験でも影響がなかったようで、総合的に判断すると低周波にともなう小児白血病との関連性が見出せるほど強いものではないと結論されています。

「小児白血病」以外にも「成人のがん」「生殖機能障害」「発育異常」をふくむ健康への影響について総合的な評価すると科学的証拠は否定的で因果関係はないことが示されています。

電磁波のうち「中間周波」の影響

中間周波には、IH調理器をふくむ家電製品からの電磁波があります。

家庭で料理しているときに、家電からの電磁波がおなかの赤ちゃんに影響をあたえないか心配になる人もいるかとおもいます。

結論をいうと、日常で使用する家電製品からの電磁波はICNIRPのガイドラインを大きく下回っているので、心配な影響をあたえることはないです。

ただし、心臓のペースメーカーなどを使用しているひとは、電磁波の影響をうける可能性があるため注意が必要です。

電磁波のうち「高周波」の影響

高周波には、電子レンジやスマホなどからの電磁波があります。

日常生活で欠かせないスマホですが、スマホからの電磁波がおなかの赤ちゃんに影響をあたえないか心配になる人もいるかとおもいます。

結論をいうと、20年以上の長年の研究でも携帯電話使用によって健康への心配な影響をあたえることはないです。
また、長年の研究で、携帯電話使用によって「神経膠腫」「髄膜腫」などの「脳腫瘍」リスクをあげないことがわかりました。

まとめ

電磁波とは、電気のエネルギーが波として伝わることをいいます。
ふだん電気をつかって生活をしているわれわれは電磁波のなかで生活していることになります。

電磁波には「低周波」「中間周波」「高周波」の3つに分けられます。
妊娠中に電磁波をあびても赤ちゃんへの心配な影響はありませんし、
われわれ自身の健康への心配な影響もありません。

基礎体温がキレイな線にならないです【基礎体温をつける5つのポイント】

妊活をする場合、基礎体温をつけることがあるかとおもいます。

ズバリ基礎体温の変化をみることで、自分の排卵のタイミングをつかむことができます。
妊娠するうえで、排卵のタイミングをつかむことはとても大切です。
基礎体温をつけていくと、低温期から高温相になる体温が上がってくる直前あたりが「排卵のタイミング」であると分かります。

基礎体温をつけてみても、手本のようなキレイなグラフにならないことも多々あるかとおもいます。

「ほんとうに基礎体温のつけかたはこれでいいのか」
「きれいな線にならないので、なにか病気がかくされているのではないか」

不安になるかもしれないです。

今回、基礎体温の不安が解消できるよう、基礎体温のつけかたについて説明していきます。

まとめ

基礎体温をつけるときのポイントはこの5つです。

①基礎体温計をえらぶ
②基礎体温を正しくはかる
③基礎体温を正しく記入する
④体温に影響をあたえる状態があるか確認する
⑤基礎体温のパターンをみる

①基礎体温計をえらぶ

基礎体温は0.3-0.5度くらいのこまかな変化をみる必要があります。
かならず精度が高い「基礎体温計」をつかって体温をはかりましょう。

風邪っぽくて場合に使用するのは一般的な体温計だとおもいます。
これだと、小数点以下1ケタまでしか測定されないものが多いです。

「基礎体温」は0.3-0.5度くらいのごくわずかな体温の変化をみる必要があるので、一般的な体温計だと評価するのが厳しいです。

一般的な体温計ではなく、精度の高い小数点以下2ケタまで測定できる「基礎体温計(基礎体温を測定できるものと記載されているもの)」をかならず使って基礎体温を測定しましょう。

②基礎体温を正しくはかる

基礎体温のはかり方のポイントは…

・朝目を覚まして、体をうごかす前にはかる
・睡眠時間は十分か(4時間以上の連続した睡眠がのぞましい)
・舌下ではかる

ことです。

体をうごかすと体温が少し上昇します。
なので、体をうごかした時の体温上昇の影響をうけないように、朝目が覚めて体をうごかす前に測定します。

多忙な生活で睡眠が十分とれないという人もいるかと思いますが、4時間以上の連続した睡眠をしてから、測定するのが望ましいです。

基礎体温をはかるときは、「舌下」で測定します。
普段、風邪っぽくて熱を測るのは、「わきの下」のことが多いかと思います。「わきの下」だと、まわりの環境の温度で体温が変化することが多いです。
小数点以下の温度の変化をうける可能性があるので、まわりの環境の温度の影響をうけにくい「舌下」で測定します。

③基礎体温を正しく記入する

今は基礎体温のアプリなどあって、基礎体温をはかったらアプリに入力すれば、基礎体温の曲線をだしたり排卵日を予測してくれたりします。便利ですね。

おそらく、産婦人科を受診したら基礎体温を記録する紙をわたされることが多いかと思います。紙に記録する方法を説明していきます。

1.グラフの「縦軸」と「横軸」を確認します。

「縦軸」は基礎体温の度数がかかれています。
もし、値がかかれていなければ自分で書きます。小数点以下2ケタまで書きましょう。

「横軸」は日付がかかれています。
記載する日から、日付を順に書いていきます。
月経がきた日から記載をはじめてもいいですし、それ以外のランダムの日から書いていってもいいです。

2.基礎体温を記入する

基礎体温を測定したら、そのはかった体温のところに「・」をつけていきましょう。
はかった「体温」と「日付」がズレないように「・」をつけましょう。
そして、「・」どうしをつなげて、基礎体温の曲線をかいていきます。
そのときに、明らかに逸脱している値は線でつなげずに無視をすると、キレイな曲線になります。

3.特記事項を記入する

基礎体温の他に、「月経」「不正出血」「おりもの」「性交」「腹痛」など症状を、メモや記号をかくスペースに記入しましょう。
それぞれ記号があるので、記号をつかってもいいです。

とくに月経のタイミングが非常に重要なので必ず記入しましょう。

なお、「不正出血」とは月経以外の性器出血のことです。
排卵が近づくと「おりもの」の量は増えます。
腹痛は、おもに「月経痛」と「排卵痛」があります。

④体温に影響をあたえる状態があるか確認する

「くすり」「風邪など感染症」「もともと持っている疾患」などによっては体温をあげてしまうことがあります。

黄体ホルモンには体温をあげる作用があるため、くすりで「黄体ホルモン」をのんでいる場合は体温があがります。

また、風邪などの感染症にかかった場合は、発熱してしまい体温が上がってしまいます。

それ以外にも、「膠原病」「血栓症」などの「もともと持っている疾患」で体温があがります。

「飲んでいるくすり」や、熱があがるような「風邪などの症状」、「もともと熱があがるような疾患」があれば記入しましょう。

⑤基礎体温のパターンをみる

月経開始とともに基礎体温をつけていくと、最初は低温相で推移していきます。
そして、卵胞が育ってきて「排卵」すると「黄体」という構造に変わります。
「黄体」から出てくる「黄体ホルモン」によって体温が少し(0.3度から0.5度程度)上昇して、高温相で推移していきます。
そして、次の生理がくると、低温相に戻っていくという変化を繰り返します。

つまり、はじめに低温相があり、次に高温相がある「2相性の変化」になります。

そして、低温期から高温相になる体温が上がってくる直前あたりが「排卵のタイミング」であると分かります。

ただし、「低温相と高温相との差が少ない」「高温相の持続期間が9日以内」の場合には、「黄体機能不全」うたがわわれます。

また、「高温相」がずっとつづいてる場合は、「妊娠」の可能性があります。

普段から生理が不規則のひとは妊娠に気づかないことがあるので、とくに注意が必要です。
うたがわしい場合は、市販の妊娠検査薬を使用したり、産婦人科を受診して確認してもらいましょう。

まとめ

基礎体温をつけるときのポイントは…

・基礎体温計をえらぶ
・基礎体温を正しくはかる
・基礎体温を正しく記入する
・体温に影響をあたえる状態があるか確認する
・基礎体温のパターンをみる

の5つです。

基礎体温の測定は「自分で出来る」「からだへの負担がない」検査です。
ぜひとも、基礎体温を測定できる体温計を買って、基礎体温を積極的に測定してみましょう。

血液のかたまりができているといわれました【妊娠と血栓症】

妊娠をすると血液はかたまりやすくなります。

起こってほしくないですが、あしが腫れてきて、血栓という血液のかたまりができることがあります。
血液のかたまりができることを「血栓症」とよばれます。
それが「肺の血管」などに詰まってしまうと命をおとすこともあります。血栓症はこわい疾患です。

「血栓症」がおこりやすい状態なのか判断をして、その予防策をたてることが大切になります。

今回、血液のかたまりができる「血栓症」について説明していきます。

まとめ

・血栓塞栓症(とくに肺血栓塞栓症)は命を落とす可能性がある。

・妊娠中は血栓になりやすいです。他に血栓になりやすい状態があれば、血栓の予防策を検討する。

・血栓の予防法には「早期離床」「運動療法」「脱水予防」「弾性ストッキング」「フットポンプ」「血液をさらさらにするくすり」などがある。

・血栓の治療には、「血液をさらさらにするくすり」「血栓を溶かす作用のあるくすり」を使用すること、「下大静脈フィルター」を使用することなどあります。

血栓塞栓症とはどんな病気

血管の中に血栓という血のかたまりをつくってしまうことがあります。

血液のかたまりができることを「血栓症」とよばれます。
とくに、ふくらはぎの静脈に血栓ができることが多いです。

このかたまりが血流にのって、「肺の血管」や「重要な臓器の血管」に詰まってしまった場合、「血栓塞栓症」とよばれます。
とくに「肺の血管」につまった場合を、「肺血栓塞栓症」とよばれ、重症化すると命をおとす可能性があります。

妊婦は血栓症になりやすい

妊娠中は血液がかたまりやすくなっています。
分娩時の出血にそなえて、血液はかたまりやすくなっていると言われています。
妊娠経過中にとくに血栓に注意が必要な場面がいくつかあります。

つわり

「つわり」がひどく「悪阻」となった場合は、水分摂取が十分でなくなります。
脱水から血液がどろどろしてしまい血液がかたまりやすくなります。
水分を積極的に摂取するのと、調子がいいときに口にできる食事を少なくてもいいから取ることで脱水を予防することが重要です。
また、重度な悪阻が長期につづく場合は、このあと説明する血栓予防策を考える必要があります。

切迫早産

「切迫早産」では運動するとハリにつながるため、安静指示されます。
長期の安静が必要な場合、とくに入院を要する切迫早産では、安静度はより厳しいものになります。充分な運動ができないため、血液の流れは悪くなります。
すると流れが悪くなった血液はかたまりやすい状態となります。

手術(帝王切開など)

手術してる最中は基本的にからだが同じ姿勢に保たれます。
するとからだをうごかさない状態がつづくため、血液のながれは悪くなります。

また、手術後もしばらくは安静がつづいたり、痛みでからだをうごかせなかったりして、血液のながれが悪くなり,血液のかたまりができやすくなります。
また、手術自体の体への負担によって、血液がかたまりやすくなります。

もともと血液のかたまりやすい病気をもっている場合

血液の中に凝固因子という血液のかたまりやすさを調整しているものがあります。
その凝固因子に異常があると、血液のかたまりをつくりやすくなってしまいます。
ちなみに、流産をくりかえす人の中には、この凝固因子の異常がある場合があります。
血液のかたまりによって、あかちゃんへの血流が遮断されて、流産へとつながってしまうことがあります。

血栓症を予防するために

血栓になりやすい状態だと判断した場合には、
血栓を予防する対策をすることが大切になります。

実際には状況によって血栓予防法を使い分けることが重要です。

たとえば…

安静指示のある切迫早産では「弾性ストッキング」を利用することが多いです。

つわりの場合は、「脱水予防」のため点滴を入れたり、重度でからだを動かせない場合は「弾性ストッキング」「フットポンプ」を利用することがあります。

ちなみに、血液をさらさらにくすりの中で「ワーファリン」というくすりがありますが、妊娠中は使用できません。これは妊娠中にワーファリンを使用すると、あかちゃんの「形態異常」や「出血しやすい状態」になることがあります。
妊娠前から「ワーファリン」をつかっていた場合は、はやめに「別の血液をさらさらにするくすり」に変更する必要があります。

血栓の治療

血管の中に血液のかたまりである血栓ができてしまった場合、治療が必要です。
血栓のできた場所や血栓の大きさなどによって治療法はかわります。

「血液をさらさらにするくすり」や「血栓を溶かす作用のあるくすり」を使用します。

また、血栓が飛んでしまい肺の血管につまってしまう可能性がある場合、肺の血管に飛ばないように、下大静脈という太い血管にフィルターである「下大静脈フィルター」を入れることがあります。

「肺の血管」につまった場合は、重症化すると命をおとす可能性があります。
そうならないためにも、しっかりと血栓を予防することが大切です。

まとめ

血栓塞栓症(とくに肺血栓塞栓症)は命を落とす可能性があります。

妊娠中は血栓になりやすいです。
他にも血栓になりやすい状態があれば、血栓の予防策を検討する必要があります。

血栓の予防法には「早期離床」「運動療法」「脱水予防」「弾性ストッキング」「フットポンプ」「血液をさらさらにするくすり」などがあります。

血栓の治療には、「血液をさらさらにするくすり」「血栓を溶かす作用のあるくすり」を使用すること、「下大静脈フィルター」を使用することなどあります。

閉経したかもしれないです【閉経って何ですか】

生理がしばらくこないけど、
「これって閉経なのかどうか、よくわからない」
っていうひと多いかと思います。

40代から50代にかけて、生理が不安定になっていき、閉経にむかっています。
日本人の閉経の平均年齢は約50歳です。

生理が不安定になり、
更年期症状もでてきて、
生理の間隔があいてくるようになります。

「この状態が閉経なのかな?」とおもうことがあるかと思います。

今回、「どのようになったら閉経と判断するのか」ふくめ説明していきたいとおもいます。

まとめ

・閉経とは、もともと月経があったひとが「月経が1年以上こない状態」のことです。

・閉経を判断するために、女性ホルモンの「エストラジール(E2)」や「FSH」「LH」というホルモンの値をはかります。

・両側の卵巣摘出や子宮摘出などで「外科的閉経状態」となります。

・閉経前後の時期には、がんによる「不正性器出血」がひそんでいることがあります。定期的な婦人科がん検診をうけていない人は是非ともうけましょう。

閉経とは

閉経とは、もともと月経があったひとが「月経が1年以上こない状態」になったとき閉経と判断します。ただし、妊娠している場合や授乳中の場合はのぞきます。

年齢とともに、エストロゲンという「女性ホルモン」の分泌がじょじょに低下していきます。

すると、月経は量が一時的に多くなったり、少なくなったります。
月経がある期間も、長くなったり、短くなったります。
月経と月経の間の間隔も、長くなったり、短くなったります。
そして、じょじょに月経の間隔があいてきて、月経自体も少なくなります。

「女性ホルモン」がある一定以下のなると、月経が来なくなります。

そして、「月経が1年以上こない状態」になったときに「閉経」と判断します。

ちなみに、日本人の閉経の平均年齢は約50歳ですが、個人差がおおきいです。
はやいひとで40歳前半、おそいひとで50歳後半に閉経をむかえます。

閉経を確認する方法

閉経かどうか確認する方法ですが、「エストロゲン」という女性ホルモンの値をはかることで、閉経かどうか判断します。
また、「女性ホルモン」を分泌させるための「FSH」「LH」というホルモンの値もはかって「閉経」かどうかを判断します。

閉経は、エストロゲンという「女性ホルモン」の低下によっておこります。エストロゲンの値を、血液検査ではかることで、閉経かどうか判断します。
ちなみにエストロゲンにはいくつか種類があり、そのうち「エストラジール(E2)」とよばれているエストロゲンをはかります。
閉経になると「エストラジール(E2)」という女性ホルモンは低い値になります。

また、「女性ホルモン」を分泌させる作用のある「FSH」「LH」というホルモンの値もはかります。
閉経すると「女性ホルモン」は低下します。
すると「女性ホルモン」を出すように指令するために、「FSH」「LH」という「女性ホルモン」を分泌させるためのホルモンの値が増加します。
つまり、閉経になると「FSH」「LH」というホルモンは高い値になります。

まとめると、閉経になると…
「エストラジール(E2)」という女性ホルモンは低い値になり、
「FSH」「LH」というホルモンは高い値になります。

外科的閉経とは

手術によって、閉経状態になることを「外科的閉経」とよばれます。
おもに、「両側卵巣摘出による外科的閉経」と「子宮摘出による外科的閉経」があるので紹介します。

卵巣摘出による外科的閉経

「女性ホルモン」は卵巣から分泌されます。

卵巣のう腫などで手術によって卵巣を両側とも摘出した場合、「女性ホルモン」の分泌がされなくなり閉経になります。

ただし、卵巣は左右1コずつ計2コ存在しています。
片方の卵巣を摘出しても、もう片方が残っていれば、基本的には閉経は起こりません。
片方の残った卵巣からの「女性ホルモン」は分泌されるため閉経しないです。
しかも、残った卵巣ががんばって働いてくれるので、閉経時期もほとんど変わらないといわれています。

子宮摘出による外科的閉経

子宮を摘出すると月経はなくなります。

ただし、卵巣自体はのこっているので、「女性ホルモン」は分泌されている状態です。

閉経状態ではありますが、「女性ホルモン」は分泌されている状態なので、ほてり・発汗・動悸などの「更年期症状」は理論的にはおこらないです。

不正性器出血に注意

閉経前後の時期には、がんによる「不正性器出血」がひそんでいることがあり注意が必要です。

とくに、「閉経したあとに性器出血をみとめる場合」や「なかなか閉経しない場合」は「不正性器出血」に注意が必要です。

閉経したあとに性器出血をみとめた場合では、「また月経が再開したのかなぁ」とおもって、そのままにしておく人がいます。
閉経後の性器出血は、子宮体癌や子宮頸癌などによる不正性器出血の可能性があります。
定期的な婦人科がん検診をうけていないひとは、かならず婦人科を受診しましょう。

また、月経は不規則になっているけれど、なかなか閉経にならない場合は
「閉経前の月経が不安定な状態がつづいている」
「閉経している状態で不正性器出血している」
の可能性がかんがえられます。

つまり、子宮体癌や子宮頸癌などによる不正性器出血がかくされている可能性があります。定期的な婦人科がん検診をうけていないひとは、かならず婦人科を受診しましょう。

まとめ

閉経とは、もともと月経があったひとが「月経が1年以上こない状態」のことです。

閉経を判断するために、女性ホルモンの「エストラジール(E2)」や「FSH」「LH」というホルモンの値をはかります。「エストラジール(E2)」が低値、「FSH」「LH」が高値で閉経と判断します。

両側の卵巣摘出や子宮摘出などで「外科的閉経状態」となります。

閉経前後の時期には、がんによる「不正性器出血」がひそんでいることがあります。
とくに、「閉経したあとに性器出血をみとめる場合」や「なかなか閉経しない場合」は「不正性器出血」に注意が必要です。

定期的な婦人科がん検診をうけていない人は是非ともうけましょう。

流行時期にかぜをひいた場合、病院を受診すべきか?

かぜをひいたら「病院なんか受診しないで家でおとなしくしていなさい」といわれることがあるかと思います。

かぜをひいて病院を受診したら、咳をゴホゴホされると周囲からきびしい目でみられることもあるかと思います。

かぜをひいて具合わるいからこそ病院に受診しているのに…
「なんでこんな冷たいあつかいをされるのか?」
「まるで犯罪者のようにあつかわれるのはなんで?」

とモヤモヤおもうことでしょう。

今回、インフルエンザふくめ風邪が流行る時期に、かぜをひいてしまった場合に病院を受診すべきかどうかについて説明していきたいと思います。

まとめ

・受診するメリットは、「診察をうけられる」「くすりをもらえる」「診断書をもらえる」

・受診するデメリットは、「まわりにうつしてしまう」「まわりからうつされてしまう」

・「健康」で「症状が軽い」場合には自宅で安静にして過ごしましょう。
「症状がひどい」「免疫がひくいひと」はためらわずに病院を受診しましょう。

「メリット」

診察をうけられる

病院を受診すれば、医療のプロである医師の診察を受けられます。
「症状」「経過」などの情報をあつめたり、「診察」「検査」などおこないます。

・本当にただのかぜなのか
・インフルエンザなのか
・まったくべつの病気が原因としてかくれているのか

などを医師は判断します。

たとえ、かぜであっても重症かどうか判断して適切な対応をします。
医師の診察をうけることが出来るのは安心します。

くすりをもらえる

かぜの場合は、基本的には自分の免疫でなおっていきます。

ただし、なおるまでの間、「咳」「はなみず」「のどの痛み」など症状に苦しむことになります。その症状をやわらげる「くすり」を病院を受診すると処方をうけることができます。

また、インフルエンザの診断であれば、インフルエンザウイルスに対する「くすり」の処方をうけることができます。これにより、症状の重症化をおさえたり、なおるまでの期間が短くなります。

「くすり」をもらうことで、症状をやわらげることができて、なおるまでの期間をより快適に過ごすことができます。

診断書をもらえる

働いているひとの場合、かぜをひいてしまった場合はとくに「診断書」が必要になるかとおもいます。

熱もあって具合がわるくて、仕事をやすむのに「診断書」が必要になるところが多いです。「診断書」がないとズル休みだと思われてしまうためです。

また、学校にかよっているこどもの場合、インフルエンザなどの診断であれば、ある一定期間は学校を休まなければなりません。

そういった場合「診断書」が必要になるので病院を受診しなくてならないです。

「デメリット」

まわりにうつしてしまう

病院を受診するとなった場合、まわりにかぜをうつしてしまう可能性があります。

病院の待ち合いスペースで過ごす時間がながいです。
その間にまわりのひとにうつす可能性があります。

病院にはいろいろなひとがあつまってきます。
とくに持病をもって免疫がひくいひともいます。
そうしたひとにうつしてしまうと、かぜが重症化してしまうおそれがあります。
また、病院に受診するまでの移動でもかぜのウイルスをまき散らす可能性があります。

感染の拡大予防という観点からすると、「健康」で「症状が軽い」場合には自宅で安静にして過ごすのがベストです。

まわりからうつされてしまう

病院には、基本的には具合がわるいひとが集まってきます。

その中には、もっとつよい「かぜのウイルス」をもっているひとがいる可能性があります。
病院にいくことで、うつされてしまう可能性があります。
そして、うつられてしまった場合には、もっと症状がひどくなっていくことになります。

「受診をすべきかどうか」

感染の拡大予防という観点からすると、「健康」で「症状がかるい」場合には自宅で安静にして過ごすのがベストです。

ただし、「症状がひどい」「免疫がひくいひと」はためらわずに病院を受診しましょう。

具合がわるくて、症状がひどくて、ヤバイと思った場合は受診しましょう。

かぜだとおもっていたら、
命をおとしうる病気がかくれている場合があったり、
かぜが重症化して致命的になったり、

する可能性があります。

とくに免疫がひくい「高齢者」「こども」「持病をもっているひと」は重症化しやすいので注意が必要です。

1人暮らしの場合は、まわりにみてくれるひとがいないので、注意が必要です。
気が付いたら重症化してしまい、受診するためのチカラもなくなってしまい、自宅で亡くなってしまうケースもあります。

まとめ

病院を受診するかどうかは「メリット」「デメリット」をしっかりと考えて決めるようにしましょう。

感染の拡大予防という観点からすると、「健康」で「症状がかるい」場合には自宅で安静にして過ごすのがベストです。

しかし、「症状がひどい」「免疫がひくいひと」はためらわずに病院を受診しましょう。

そして、受診する際には、まわりにうつさないように、かならずマスクを着用しましょう。

手術の説明が正直わかりにくいです!?【手術説明内容 7つのポイント】

手術の説明を受ける際に、「手術の説明用紙」がわたされて説明をうけるかと思います。

いろいろと専門用語がとびかって正直よくわからないかと思います。
わからないことがおおすぎて、質問するにしても出来ないことが多いかとおもいます。

今回、「手術の説明」ではどのようなことを言っているのか、「手術の説明用紙」に何がかかれているのかについてを中心にして説明していきたいとおもいます。

手術の説明用紙にはなにが書いてあるか

なぜ手術になったのか「手術の目的」について書いています。
今回の病状を治療するうえで、「手術以外の治療法」はないのか、手術以外の方法があれば書かれています。
そして、実際のどのように手術がおこなわれるか「手術方法」について書いています。

残念ながら、100%安全な手術というものはないです。からだにメスをいれる手術ではある一定の確率で良くないことが起こってしまう「手術リスク」があります。手術にともなう「合併症」「有害事象」として書いてあることもあります。

そして、具体的な入院日、手術日、退院日などの「手術日程」について書いています。
手術が終わったあとは日常生活にもどれるように、「飲水」「食事」「歩く練習」などをおこないます。その「術後のながれ」について書いています。

そうした説明をうけたうえで、納得したら「同意」していただいて、手術にうつることになります。

①手術の目的

今回なぜ手術になったのか、手術をする目的について書いています。おもに「根本的治療」「診断」「症状緩和」などの目的があります。

手術によって病気のもとの原因となっているものを取り除く「根本的治療」をおこないます。「根本的治療」目的に手術をおこなうことが多いです。

また、病変をすべて取り除くことができない場合などでは、病変の一部を「診断」目的に採取することがあります。

また、「症状緩和」のための手術があります。
たとえば病変による圧迫などで症状をきたしている場合は、病変を取り除き圧迫を解除して「症状緩和」する目的に手術をおこなうことがあります。

②手術以外の治療法

手術はからだにメスをいれることになり、からだへの負担のある治療行為をとなります。
できることなら手術以外の方法で最適な方法がないか検討する必要があります。

手術以外の方法は、たとえば薬による治療があります。

「手術による治療」と「薬による治療」それぞれのメリット・デメリットを天秤にかけることになります。
そのうえで、「手術による治療」をうけるかどうか判断することになります。

③手術方法

具体的にどのように手術が進められていくのか手術のながれについて書かれています。

たとえば、婦人科の子宮摘出術の手術の場合は、

・お腹を切開する方法(開腹なのか腹腔鏡なのか)はどうするのか?
・お腹のキズはどのような感じになるのか?
・子宮のとなりにある「卵巣」や「卵管」は一緒に摘出するのか?
・おなかの中に出血がないか見張るためのドレーンという管をいれるかどうか?

などのポイントをふまえたうえで、手術の具体的な手順について説明していきます。

④手術リスク


残念ながら、100%安全な手術というものはないです。
からだにメスをいれる手術ではある一定の確率で良くないことが起こる「手術リスク」があります。

たとえば、婦人科の手術であれば、子宮周囲の臓器である膀胱・尿管・腸などの「臓器損傷」の可能性があります。

血管を損傷した場合「出血」が多くなる可能性があり、場合によっては「輸血」が必要になります。

また、キズの部分に感染を起こす「創部感染」、お腹の中の「腹腔内感染」、「尿路感染」「肺炎・気管支炎」など各種感染症を引き起こす可能性があります。
とくに膿瘍を形成した場合は再手術が必要になることがあります。

ちなみに、術後の痛みは大なり小なりほぼ必発で「術後疼痛」とよばれています。快適に術後を過ごすために、痛みをコントロールが大切です。

⑤手術日程

実際に「いつ入院するのか」「いつ手術するのか」、手術後の経過が問題なければ「いつ退院するのか」についての日程がかかれています。

手術する日の前日に入院することが多いです。
しかし、手術前の処置などによっては、手術する何日か前から入院することがあります。

また、小さい手術であれば、手術日に入院して手術がおわったらその日に退院する「日帰り入院」となることもあります。

また、土日祝日などで入院日がズレることなどあるので、しっかりと日程を確認しましょう。

⑥術後のながれ

術後の具体的なスケジュールや処置などのながれについて書いてあります。

手術が無事におわったら、つぎの目標は「自宅に帰ること」つまり「退院」になります。

退院するためには、自分でからだを動かせないといけないです。
術後ねたきりの状態から、歩いたりして体をうごかすようにすることを「離床」といいます。離床するスケジュールを確認することになりますが、手術の翌日から「離床」することが多いです。「離床」できれば、おしっこのための管である「尿バルーン」を抜いたり、血栓予防の「フットポンプ」をはずすことになります。

退院するためには、自分で水分をとったり食事をとれなければなりません。術後は「飲水」「食事」を段階的に開始していきます。

「飲水」や「食事」が開始するスケジュールを確認しましょう。
とくに大きな手術や腸への損傷の可能性をうたがう場合は、術後の経過を慎重にみて「食事開始」の判断がされるので確認しましょう。

また、「ドレーン」や「硬膜外麻酔のチューブ」などの挿入物があれば、いつ抜くのかスケジュールを確認しましょう。

⑦同意

手術の説明に納得したら、「手術に同意する」ということでサインをすることになります。

手術の説明をうけたうえで、手術をおこなうかどうかの意思確認をします。

自分のからだのことなので、大事なのは患者さん自身の意思を尊重をすることです。

手術に同意する場合は、サインするところに「日付」と「名前」を書きます。

そして、万が一「手術するのは辞めたい」と考えなおした場合、手術をうける前であれば、いつでもその同意を取り消すことが可能です。

まとめ

 手術の説明用紙には…

「手術の目的」「手術以外の治療法」「手術方法」「手術リスク」
「手術日程」「術後のながれ」「同意」

などが書かれています。

自分のからだのことですので、手術をうけるかどうか決めるのに大事なのは患者さん自身の意思です。

手術の説明を理解するのは大変だとおもいますが、わからないことは担当医師に聞くようにしましょう。

手術に納得してから、手術に同意していただくことが大切です。

しかし、実際には「あまり説明を聞かないでサインをするひと」や、「よくわからないから医師に全部まかせるひと」がいます。

ぜひとも自分自身のからだとしっかりと向き合って、手術という治療法に納得してから、手術を受けるようになりましょう。

妊娠するときに確認したい3つのこと【妊娠と環境】

妊娠をすると生活が変わります。
あらたな命を宿し、家族が増えることになります。

現実問題として、お金がかかったり、
仕事をしている場合はキャリアプランや人生プランを計画したり、
場合によっては、生活する場所を変えることをかんがえたり、

することになります。

今回、妊娠するときに確認したいことを「お金のこと」「仕事のこと」「生活の場」の3つにしぼって説明していきたいと思います。

まとめ

①お金のこと
妊娠出産で、もらえるお金は「妊婦健診受診票」「出産育児一時金」「児童手当」「各種助成金」などがあります。必要なお金は「妊婦健診」「出産費」「マタニティ用品」「ベビー用品」などあります。

②仕事のこと
仕事をしているひとが妊娠出産するとなった場合、さまざまな制度を利用できます。
「産前休業」「産後休業」を利用することができ、その間「出産手当金」をもらえます。
「育児休業」を利用することができ、その間「育児休業給付金」をもらえます。
妊娠中に万が一病気になった場合、「傷病休暇」を利用でき、その間「傷病手当」をもらえます。

③生活の場
妊娠した場合、「どこで妊婦健診をうけるか」「どこで分娩をするのか」「どこで子育てをするか」など過ごす場所を考えておきましょう。

①お金のこと

妊娠をすると「もらえるお金」と「必要なお金」を確認して、妊娠・出産・子育てなどにかかる予算などを把握しておくといいでしょう。

「もらえるお金」

妊婦健診受診票

妊娠して、妊娠証明書を役所にもっていくと「母子手帳」がもらえます。
その母子手帳とともに「妊婦健診受診票(クーポン)」が一緒にもらえます。
このクーポンがあれば、妊婦健診の際にかかる費用の一部が補助されます。

出産育児一時金

正常な妊娠・出産は健康保険が適応されず、基本的には「自費診療」となります。出産にかかわる費用を補助する目的に「出産育児一時金」があります。
赤ちゃん1人につき、42万円もらえます。
ふたご以上であれば人数分の金額がもらえます。

児童手当

0歳から中学校卒業までの養育している親に「児童手当」が支給されます。

・0歳~3歳未満:15000円
・3歳~小学校修了前:10000円(第1・2子)、15000円(第3子以降)
・中学生:10000円
※所得制限限度額以上では1人あたり5000円となります。

各種助成金

自治体によっては、妊娠・出産に関する「助成金」をもらえるところもあります。
職場によっては、社内規定で妊娠・出産に関する「お祝い金」をもらえるところもあります。申請しないともらえないことがあるので、しっかりと確認しましょう。

「必要なお金」

妊婦健診

妊婦健診は、保険適応ではなく自費診療になります。
妊婦健診受診票(クーポン)でおおむねカバーされますが、医療機関によってはおこなう検査が多いところもあります。
受診費用が高額になってしまうことがあるので、事前に確認しておきましょう。
また、「出生前検査」や「4Dエコー」などのオプションはクーポンではカバーされないので、その費用などは確認しておきましょう。

出産費

これは、個人病院・総合病院などの医療機関によってさまざまです。
個室をえらぶか大部屋をえらぶか、豪華なエステや食事付きのプランをえらぶかなどによって全くちがいます。

妊娠分娩にかかる費用は、基本的には自費診療で全額負担です。
しかし、分娩時の異常によって「吸引分娩」が必要になったり「帝王切開」になったりした場合は、保険が適応されます。
すると、支払う医療費は全額負担でなく3割負担になります。

マタニティ用品

妊娠中に快適にすごすため、ゆったりとした服が必要になります。
また、産後は授乳しやすい服も準備する必要があります。

ベビー用品

赤ちゃんの肌着、ベビーウェア、ミルク、おむつ、沐浴グッズ、寝具など必要になります。
また、必要であれば「ベビーベッド」「チャイルドシート」「ベビーカー」「電動ゆりかご(バウンサー)」など買うかとおもいます。
これらは高価であり大きな買い物になります。

②仕事のこと

仕事をしている人で、妊娠する人は多いかと思います。
以前は結婚して妊娠すると「寿退社」するひとが多かったです。
今は、夫婦共働きが多く、妊娠しても働きたい(働かなければならない!?)人が多いです。

妊娠した場合の「休み」や「手当金」について説明していきます。

産前休業と産後休業

妊娠した場合、「産前休業」「産後休業」をとる権利があります。「産前休業」と「産後休業」をあわせて「産休」とよばれます。

出産予定日がきまった段階で、「産前休業」がいつからになるのか確認するといいでしょう。

・産前休業:出産予定日の6週間前から所得可能(ふたご以上の場合は14週間前から)

・産後休業:出産した翌日から8週間は就業不可
   (ただし本人の請求と医師の許可があれば産後6週間で就業可)

産休中の補償するお金はどうなるのか心配になるひとも多いです。
健康保険から「出産手当金」がでます。

「標準報酬日額の2/3」×日数分がでます。

育児休業

また、「産後休業」がおわったあとは「育児休業」がとれます。

「育児休業」は、「産後休業がおわったあと」から「子供が1歳誕生日の前日」までとることができます。

ただし、こどもが保育園などに入れない場合は、子供が1歳6か月まで延長可能です。
さらに、こどもが保育園などに入れない場合は、最大で2年まで延長可能です。

育児休業中の補償するお金はどうなっているかというと、
雇用保険から「育児休業給付金」がでます。

育休開始から180日間は「報酬日額の2/3」×日数分
181日目以降は「報酬日額の1/2」×日数分  がでます。

妊娠したら休むことになるので職場に申し訳ないと思うひともいるかと思います。
「産休」や「育児休業」は労働者の権利です。後ろめたさを感じないで、あたりまえにとれるような雰囲気になるといいですね。

傷病手当

妊娠期間中はなにがおこるかわかりません。

たとえば、「つわり」がひどくて体調がわるく仕事ができなかったり、「切迫流産」「切迫早産」となってしまい自宅安静、重度の場合は入院が必要になることもあります。

保険病名のつく病気になった場合は、診断書を提出すれば「傷病休暇(病欠あつかい)」にでき、「傷病手当金」がもらえます。

しっかりと職場に確認しておきましょう。

「子育て」と「仕事」を両立したい場合、キャリアプランや人生プランにも関わる重要な問題です。妊娠した場合は、職場の上司としっかりと相談することが大切です。

③生活する場

妊娠した場合…

・どこで妊婦健診をうけるか
・どこで分娩をするのか
・どこで子育てをするか

ということを考えておく必要があります。

どこで妊婦健診をうけるか

現在は核家族化で夫婦2人で生活している場合が多いかと思います。

夫婦2人とも働いている共働きのケースが多いかと思います。

妊娠期間中は何がおこってもおかしくないです。
万が一のことがあった場合、夫はすぐに来ることができるのかということも大事です。
もし、来れないようであれば、自分の実家などにはやめに「里帰り」をしておくことも考えましょう。

また、仕事をしている妊婦さんであれば、妊婦健診は自宅や職場のちかくの通いやすい場所をえらぶかとおもいます。自分のライフスタイルなどにあった産婦人科を選ぶといいかと思います。

どこで分娩をするのか

産後はかなり体力が落ちます。分娩のときに出血が多かった場合、貧血でからだを動かすのがかなりしんどくなったりします。産後はじょじょに妊娠する前の状態にもどっていきますが、時間がかかります。
しかも「授乳」「おむつ替え」「夜泣き」など慣れない子育てで大変な時期です。

産後はかなり大変な時期なので、子育てをサポートしてくれる環境が必要です。
実家がとおい場合は、自分の実家にかえる「里帰り」分娩をすることが多いです。

小さい赤ちゃんを連れて長距離移動はあまりすすめられません。とくに航空機を利用するのは、移動時間が長くなってしまいかなりの負担になるかと思います。
一般的には産後1ヶ月健診がおわるまでは、長い移動は好ましくないとされています。

産後は長距離移動はできないと心得たうえで、どこで分娩をするのかを考えておきましょう。

どこで子育てをするか

昔から基本的にはヒトは集団生活をしていました。そして、みんなで協力をしてコミュニティの中で子育てをしていました。

それがいつからか社会の集まりが希薄になってしまい、大家族から核家族にかわってきて、生活自体が個人主義になってきてしまいました。

今現在、夫婦2人に赤ちゃんがいるという家族構成が多いです。

夫が働きに行ってしまって、日中はひとりで子育てという「ワンオペ育児」が当たり前になっています。もともとはヒトは集団の中で子育てをしていました。一人での子育てをするとなるとかなり厳しいです。
しかも子供連れで外を出かけたときに、子供が泣いてしまったりすると周囲から厳しい目線を浴びることも多々あります。

今の日本の現状では、かなり子育てはしにくい状態だと思っております。

夫の協力はもちろんのこと、日中もだれか頼れるようにしておくことが大切です。
自分の親のチカラをたよったり、ママ友をつくったり、地域の子育ての集まりに参加したり、することがいいかと思います。

自分の姉妹や兄弟で子供がいれば、一緒に子供どうし遊ばせるのもいいですね。

そういったことも踏まえたうえで、いま住んでいる自分の家で子育てをするか、実家の里帰りを長くするのか等を考えます。

場合によっては、より子育てがしやすい環境になるように引っ越すひともいます。
子育ての環境が充実している自治体をえらんで引っ越すひとも中にはいます。

そして、新た家族に加わる赤ちゃんのスペースや部屋を確保することも考えておかねばなりません。

まとめ

妊娠出産で、
もらえるお金は、「妊婦健診受診票」「出産育児一時金」「児童手当」「各種助成金」などがあります。
必要なお金は、「妊婦健診」「出産費」「マタニティ用品」「ベビー用品」などあります。

仕事をしているひとが妊娠出産するとなった場合、さまざまな制度を利用できます。
「産前休業」「産後休業」を利用することができ、その間「出産手当金」をもらえます。
「育児休業」を利用することができ、その間「育児休業給付金」をもらえます。

妊娠中に万が一病気になった場合、「傷病休暇」を利用でき、その間「傷病手当」をもらえます。

妊娠した場合、「どこで妊婦健診をうけるか」「どこで分娩をするのか」「どこで子育てをするか」など過ごす場所を考えておきましょう。

お腹の中に「ねずみ」がいます!?【腹腔内遊離体】

みなさん、「ねずみ」ときいて何をおもいますか?

・ふつうに動物の「ねずみ」
・干支としての「ねずみ」(2020年の干支は「ねずみ」です)
・「ねずみ講」という言葉があるように詐欺のイメージ
・こそこそ悪いことをする人
・ひそかに害をおよぼすもの
・厄介なもの
・ちょろちょろと動くもの

などさまざまなイメージをするかとおもいます。

おなかの手術をしていると、おなかの中に「ねずみ」がいることがあります。

「えっ!?」と思いますよね。

今回、おなかの中の「ねずみ」って何なのかについて説明していきます。

まとめ

・おなかの中の「ねずみ」とは「腹腔内遊離体」とよばれるものです。

・「ねずみ」は、「腹膜」が垂れ込んだ「腹膜垂」というものがちぎれて遊離して、線維組織に覆われて出来上がるといわれています。

・「ねずみ」はおなかの中にあっても、とくに悪さをしないことが多いです。しかし、まれに炎症をおこし「痛みの原因となること」や、「診断をまよわすこと」があります。

おなかの中の「ねずみ」とは

結論をいうと、おなかの中の「ねずみ」とは「腹腔内遊離体」です。

おなかの手術をするときに、おなかの中に「かたく」「小豆くらいの大きさ」「卵円形のかたち」をしたものをみつけることがあります。

その物質を「腹腔内遊離体」をよび、通称「ねずみ」といわれます。

名前の由来は所説ありますが、おなかの中をちょろちょろと「ねずみ」のように動くので、「ねずみ」という名前がついたようです。

ちなみに、パソコンのマウスも操作をするとちょろちょろと「ねずみ」のように動きますね。
マウスの初期のものはコードがついて「ねずみのしっぽ」のようにみえて
クリックする場所は「ねずみの耳」のようにみえて

まさにパソコンのマウスは「ねずみ」みたいですね。

ちなみに「腹腔内遊離体」は、ねずみの「しっぽ」や「耳」にあたる部分はなさそうです。
ねずみの形をした「腹腔内遊離体」があれば、症例報告したいです!

なぜ「ねずみ」ができるのか?

「ねずみ」は、「腹膜」が垂れ込んだ「腹膜垂」というものがちぎれて遊離して、線維組織に覆われて出来上がるといわれています。

「腹腔内遊離体」は別名、「腹膜石」「腹腔鼠」ともいわれています。
おなかの中の構造に、腸やおなかの壁などをおおっている「腹膜」という膜構造があります。

「腹膜」が垂れ込んで「腹膜垂」というものができます。
その垂れ込みがなにかしらの原因でちぎれて、腹腔内に遊離します。

遊離したものに異物反応がおこって、線維組織というものに覆われていきます。
すると「腹腔内遊離体」が、おなかの中にできあがるといわれています。
ただし、「ねずみ」がなぜ出来るかははっきりとはわかっていないです。

「ねずみ」のからだへの影響は?

「ねずみ」はおなかの中にあっても、とくに悪さをしないことが多いです。しかし、まれに炎症をおこし「痛みの原因となること」や、「診断をまよわすこと」があります。

「ねずみ」はおなかの中にあっても、とくに悪さをしないことが多いです。
ただし、「ねずみ」が臓器と接している部分で炎症反応をおこすことが稀にあるようです。
そうなると、炎症部分の痛みなどの症状がおこります。

また、「ねずみ」はレントゲン検査やCT検査などの画像検査でうつることがあります。

「ねずみ」の位置によっては診断をまよわすことがあります。

おなかの中の構造に石ができる病気があります。
たとえば、

・おしっこの通り道に石ができる「尿管結石」
・腸の中に石ができる「糞石」
・胃の中に石ができる「胃石」

などがあります。

そして、臓器が「石灰化」といって硬くなってしまうことがあります。
たとえば

・子宮筋腫や卵巣腫瘍などの腫瘍の石灰化
・腸の構造(腸管の憩室など)の石灰化
・血管(とくに静脈)の石灰化

などあります。

画像検査でこれら「石」や「石灰化したもの」をみとめた場合、じつは「ねずみ」だったということがあります。

「ねずみ」の位置によってはこれら診断をまよわすことがあります。

まとめ

おなかの中の「ねずみ」とは「腹腔内遊離体」とよばれるものです。

「ねずみ」は、「腹膜」が垂れ込んだ「腹膜垂」というものがちぎれて遊離して、線維組織に覆われて出来上がるといわれています。

「ねずみ」はおなかの中にあっても、とくに悪さをしないことが多いです。しかし、まれに炎症をおこし「痛みの原因となること」や、「診断をまよわすこと」があります。